では、前々回の口座選び3で少し述べた資金効率の話を具体例を用いてメモっておきたいと思う。これは、実際にオラが取引してみて実感したことなんだけど、やってみないと頭で理解していてもいまいちピンとこないってことがよくわかった。くどいようだが、何事も経験だ。
まず、オラが実際に使っている二つの口座JNSメジャーとFXAビギナーズを例にとって比べてみよう。ここでは実際にオラが取引したポンスイを取引通貨とする。
まず、JNSのメジャー口座ではレバレッジ50倍、ロスカット率は有効証拠金が総約定代金の2%を割り込んだ時点となっている。これはどういうことかというと、ポンスイ1枚つまり1万通貨を買うとすると、現在ポンスイが2.6ぐらいだから日本円に直すとポン円を90円とすれば2.6x10000x90=2340000となって、日本円にすると234万円分が総約定代金てことになる。でだ、このポンスイ1万通貨を買うためにはその2%が証拠金として必要で、計算すると2340000x0.02=46800ってことになり約5万円必要になる。
要するにJNSメジャーの場合、ポンスイ1万通貨買うのに証拠金としては約5万円必要になるってことだ。ロスカットは2%割り込んだらだめなんだから、仮に46800円しか口座になかったらポンスイが含み益の間はオッケーだけど含み損になった瞬間にアウトだなわけだ。
ここで仮に口座に入金した金額が50万円だったとする。JNSメジャーでポンスイを4枚(4万通貨)2.6で買ったとすると、その必要証拠金は46800円x4=187200円で50万円に対してまだ312800円余裕がある。これなら少しぐらい含み損があってもロスカットにはならない。もともとレバレッジが50倍っていうのは2%の証拠金ってことを意味していて、日本円で100万円のポジションがあったら、それに必要なのは2万円ってことになる。だから上の例では実質的なレバレッジは2.6x10000x4x90=9360000っていうポンスイ4枚の日本円換算である936万円を50万円で割った値で、936÷50=18.72倍ってことになる。ま、レバレッジ50倍も使ってないってことだ。相場がいい感じでもうちょっと買い足したいとなれば、もう少し買い足すこともできそうだ。
これに対して、FXAのビギナーズ口座はどうなっているかというと、維持証拠金(0.1ロット)あたり10万円(保有ポジション0.1ロット~1ロットまで)となっている。一般的なロスカットはマージンコール制度と呼んでいて可能証拠金がゼロになった場合となっている。
こいつはどういうことかというと、ポンスイ1枚(FXAでは1万通貨が0.1ロットになっている)を買うとすると、上の例と同じ数字を使えば2.6x10000x90=2340000が総取引金額なんだけど、証拠金は何も考えずに10万円ってことになる。仮に口座に10万円しかなかった場合には、ポンスイ1枚買っていたら、含み損になったらアウトってことだ。ポンスイの場合は上のレートで行いけばほって置いても2340000÷100000でレバレッジは23.4に押さえられる。JNSメジャーの半分だ。これがビギナーズ口座たるゆえんで、あんまり無茶なレバレッジが必然的にかからないようになっているわけだ。
さて、JNSの場合と同じ例で考えてみよう。仮に口座に50万円あったとする。上の例と同様にポンスイを2.6で4枚買ったとする。日本円換算は936万円だ。実質レバレッジはJNSのときと同じで18.72倍である。まあ、これは当たり前の話だ。でも必要証拠金は0.1ロットに対して一律10万円だから4万通貨で40万円ってことになる。口座残高の余裕度はJNSメジャーの場合の312800円に対してFXAビギナーズでは10万円しかない。
これは何を意味するかというと、余裕が10万しかないってことは含み損方向にぶれた場合に強制決済でロスカットを食らう可能性が高いってことだ。さらにもし仮に含み益になっていたとしても10万を超える含み益でなければ、どんなに良い相場環境でも新たに1万通貨単位のポジションを加えようしたら、1枚しか建てられないってことだ。JNSメジャーの場合はロスカットの危険性を考慮に入れなければ312800>46800x6=280800となって6枚(6万通貨)までポジションを建てられる。逆に含み損になっていた場合は、FXAビギナーズでは口座の評価残高が10万円を切っているので1枚もポジションを建てられないってことになる。
実は、オラは実際に取引してみて、このからくりにようやく気づいた。先日ポンスイが下落して絶好の買いポジションになったときに、JNS、FXAの口座両方でほぼ同じレートで同枚数買いポジションを作った。そしてだ、しばらく低い状態でうろついていたので、もうちょっと買い足そうかななどと思ったのだが、FXA側の証拠金余力があまりないことに気がついた。よーくみてみりゃー、JNSとFXAでは証拠金で食われている金額がえれー違うじゃん、ってことに気が付いた。オラの場合最高でも10倍以下のレバレッジに抑えるつもりだからね。
そこで、初めて「おー、なるほど」と思ったわけだ。そんで上に説明したようなからくりを実感として把握した。よく、証拠金取引はレバレッジがかかるから危険とか言われて、経験のある人は「いや、そうじゃないんだ。高レバレッジだというだけで危険なわけじゃないんだ」と反論しているのを見かけるが、今回よーくわかった。オラも、高レバレッジがかけられるからといって特に危険だというのは間違いで、レバレッジなんか自分で口座においている金額で自由にコントロールできるんだから、っていう理解はあったけれども、新たにポジションを建てるという観点からの余力というのは実感として理解していなかった。
逆に言うと、高レバレッジが可能という取引業者っていうのは、自分でうまくコントロールすれば、ロスカットまでの余裕があるということで、ある意味安全である。当然高レバレッジで万年ほったらかすというのは危険であるが、一時的に高レバレッジになるっていうのは、意識してうまくやればかなり有用である。
ま、そんなわけで0.1ロットあたり10万円の証拠金じゃあ、あまりに身動きとれなすぎってことで、FXAの口座はビギナーズからユニバーサルに変更しようと思ったわけだ。ユニバーサル口座は10ロットまで、つまり100万通貨までは0.1ロットあたり証拠金は1万円になっている。ポンスイなんかだと200倍のレバレッジが可能ってことかな?ちなみに、くりっく365もそういう点からは、資金効率に差があって、入や萬成>スターアセット>三貴って感じで効率が良い。一般的には発注証拠金と維持証拠金みたいな感じで呼ばれていて、最初に発注するときの必要証拠金とロスカットされる限度の維持証拠金って分けられているので、今回説明したJNSとFXAの場合よりはわかりやすいかもしれない。
前回のMJとドラゴンFXの比較ではそれぞれ1%と5%だから、かなり効率が違うってことになり、この点でもMJに分がある。実際にドラゴンで取引してみると結構証拠金で食われているなあってのを実感する。とはいえ、スターアセットやセン短では発注証拠金は文句なしに5%であるからこの辺はそれにあった口座の使い方をするしかないってことだ。
格言:レバレッジ怖い神話に惑わされてはいけない。
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